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シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)は、真の自分からのサインやヒントなのだそうです。

「意味のある」偶然の一致と言っても最初から意味が分かることはほとんどありません。
それが起こった時はただ単に「符合する」という感じ。

その偶然の一致を辿っていくと、まるで「こっちだよ」「この人だよ」「それで合ってるよ」「いいね、その調子!」などと導かれたり、応援されたり、いつも守られている感覚が備わります。
特に「原初音瞑想」を実践しているとシンクロが日常茶飯事に☆☆☆

そして偶然・予想外・予定外のことに満ちた道のりも、振り返ってみると自分の願望に沿って起こっていたことが後から分かったり…!
ブログ「渡邊愛子のシンクロ・ジャーニー」ではそんな日常を綴って参ります♪

鎌倉で出会った「悟り」を科学的に研究したアメリカ人博士、ジェフリーさんとメールでの文通が始まりました。
2005年にチョプラさんとメール文通が始まった時みたいなスピードと気軽さ。

著書”THE FINDERS”(ファインダーズ)を翻訳することになりましたが
ジェフリーさんの10年以上の研究結果を実験プログラムにした中で
26種類の瞑想法が紹介されて、毎日1時間以上 実践しながら
自分に合った方法を見つけていくということだったので

書籍の日本語版が出たら、そのプログラムへの参加希望者も出て来ると思うので
その時に日本人の瞑想ティーチャーが必要であれば協力しましょうか?
と提案すると

「素晴らしい!その実験プログラム『ファインダーズ・コース』の後に
『探求コース』と『上級コース』
もあるんだけど、君にピッタリなんじゃないかな!」

という返信に「ファインダーズ・コース」唯一の日本人ファシリテーターさんがcc;で入っていて
サンフランシスコ在住の女性ということでビデオ会議をする流れになりました。

FindersCourse

話を聞くと、ファインダーズ・コースは4ヶ月間のオンラインプログラムで、
毎週ジェフリーさんの講義映像が配信されてきて
それを視聴したらすぐに新しい方法を試していくのだけれど
週に1度、ファシリテーターさんと1時間半から2時間の
グループセッションに出席する必要もあって
定員は6名ぐらいで2ヶ月に1度のペースで開講され
次の開講は5日後とのこと。

「それで愛子さん、コースの費用についてお話ししておかなければ…」
と、実験プログラムだけれど受講者も得るものが大きいということで
4ヶ月間のファインダーズ・コースの受講料は$2,495でした。
その時に日本円に換算したら約27万円。

受講料は研究開発と、コース運営費に充てられるとのことで
システムやサポートスタッフなどはもちろんのこと
ファシリテーターさんも約2時間のグループセッションを
12回ぐらい提供してくれることになるので、それを考えたら正当な価格…。

でもコース開始前に実施するセルフテスト
【世界標準の心理テスト約8種類】が記入に6時間ぐらいかかるらしいのと、
4ヶ月間のうち最初の2週間は講義映像の分量も多く
週に2回のペースで新しい方法が導入されるので結構大変だとのこと。

ええと・・・まずコースを受講するなんて考えてもいなかったし
私もあと2~3週間は執筆集中期間なので、コースに時間を割けない。
瞑想だけだったら出来るとは思うけど・・・

受講を躊躇していると、ふとその前日に
2019年11月にアメリカのシリコンバレーで開催される
「トランステック・カンファレンス」でジェフリーさんの講演があるという情報を
たまたまアメリカのテクノロジー会社のニュースレターの中に見つけて、
そのカンファレンスはジェフリーさんが「主催」していると聞いていたので

少しシンクロしたから参加しておいたほうがいいかしら?と、
航空券とホテルの予約ができるかインターネットで手配をし始め
「受講料と旅費を合わせて27万円かぁ…(うーん結構な額だなぁ……)」というところで
「とりあえず今日はやめておこう」と保留にしたことを思い出し

やだ…金額がシンクロしてる!

そしたら「トランステック・カンファレンス」を受けに行く代わりに
「ファインダーズ・コース」に申し込もう。

と決めたのでした。(迷った時間は約5分^^)

悟りとか覚醒とか興味が無いのに
シンクロニシティにどんどん手を引かれていく~~~!!!


ちなみに申し込んだ後に、今回の日本人受講者は
まだコースの日本語版が完成していないため事前のセルフテストが免除され=実験からは除外され
私は執筆が終わったら講義映像の視聴など後から追いつくのでもOKと、特別な配慮をしてくれました。


前回の記事で紹介したように
http://aikowatanabe.com/2019/11/06/971/
ジェフリーさんが悟りを科学的に研究する中で

被験者たちの
<持続的な「悟り」「高原経験」「神秘体験」「非二元性」「宇宙意識」「神意識」その他200種類以上の表現がある状態>
に至る過程を追跡するための実験の延長線として開発された「ファインダーズ・コース」は
被験者の70%がロケーション1以上に移行した実験結果があり、被験者(受講者)数は2千名を超えたとのこと。

コースは全部で17週間。
前半6週間・中間の2週間・後半9週間の構成で、
完全に「実践ベース」の講座だとのことでした。

理論や概念ベースでは無いので、講義は毎週の実践方法を説明する内容。
ちょうどチョプラさんの31日間の覚醒レッスンに
毎日演習があるとは言っても体験してみたら
完全に「概念ベース」だったので、とても対照的です。

コース期間中、瞑想は毎日・通しで最低1時間行うことが基盤になっていて、
後半は特に毎週新しい瞑想の方法が紹介されていくよう。

前半は日常の心理的なウェルビーイングを底上げするため
最初の2週間はポジティブ心理学の要素をたくさん取り入れて
6週間でウェルビーイングを浸透させ、
中間に集中練習期間を2週間もうけて、それまでの瞑想法を統合させつつ
認知的な気づきをもたらす方法などで実践と実験を行い、
後半に向けてある程度高いレベルのウェルビーイングを定着させる。

後半は最もヘビーでパワフルな方法を実践していくということで
毎週新しい瞑想の方法が紹介される。
15週目の集中練習でそれまでに学んだ全ての方法を統合して実験を重ねて
一番合う組み合わせを見つけ出すというもの、とのことでした。

これ以上のコース内容を公表してはいけないようなので
実際どんな感じだったかなど体験を書くことができないのですが

私としては14年ちょっと前に「原初音瞑想」を習って実践開始して以来
初めて別の瞑想を(しかも26種類も!)試していくことになるので
その違いや、どういう組み合わせが最適かなど、どんな感じになるのか楽しみ。

原初音瞑想のように「マントラ」を使った瞑想が
ボディ(五感)とマインド(思考・感覚・感情・イメージ)を超える
ことによって
日常にもたらす効果が多大だということは実践者の皆さんと共に経験済。

そのパワフルな瞑想に何か加えるとしたら
どんな瞑想やワークの組み合わせが最適なのかしら♪

思いがけず体験することになったファインダーズ・コースの
インストラクションにはきっちり従って実践しつつ、
集中練習期間には自由にいろいろ試して吟味している最中です~☆☆☆

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前回の記事でアメリカ人のジェフリーさんとの出会いを書きましたが
http://aikowatanabe.com/2019/11/01/955/

今回は、2019/9/21-22に鎌倉の建長寺で開催されたZen2.0で
ジェフリー・マーティン博士が
<ファインダーズ:被験者の約70%が「根源的な幸福感」「悟り」を体験した驚きの実験プログラム>
という講演でプレゼンされた内容をシェアしますね。

Jeffery

ジェフリーさんが論文を書いた時点では、
根源的な幸福状態に至ったとされる500人の中から50人を選別して
(平均年齢53歳、全員が英語を話す白人【ほぼ米国在住】、男性78%。)
 ※何故か女性の方々は自身の体験を話したがらなかったそうです。)

一人当たり6時間から12時間のインタビューを行ったところ
彼らの経験には一定の共通点があることが分かり、
その特徴を心理学と社会学の面から定義して科学的手法で解析したそうです。

その過程で「悟り」について様々な呼び方があることが分かり、
チョプラさんも「悟りの本だよ」と言っていた「メタ・ヒューマン」の中では「覚醒」という言葉を使っていましたし、
ジェフリーさんは、論文では「持続的・非記号的体験」と定義しましたが

「持続的・非記号的体験」とは、持続的な:
「悟り」
「高原経験」
「神秘体験」
「非二元性」
「宇宙意識」
「神意識」
その他、世界中で約200種類もの表現があるとのことでした。
且つこれらの体験や状態は宗教やスピリチュアル分野の人たちに限定されたものではなかったそうです。

ジェフリーさんが科学的な研究としてとったのは次の3つの方法で
【1】自己評価(世界標準の心理テスト約8種類)
【2】面談(認知、情動、記憶、知覚に焦点を当てた6~12時間の質疑応答)
【3】身体検査(心拍変動解析、呼吸解析、脳波計測、fMRI他、多数)
最初は50名、後に454名を調査したところ、
その結果は特定の人種や文化や宗教や伝統に限定されない、普遍的な情報として抽出されたそうです。

学術的には「持続的・非記号的体験」とされる、
持続的な「悟り」「高原経験」「神秘体験」「非二元性」「宇宙意識」「神意識」その他200種類以上の表現がある状態を、
ジェフリーさんは一般的に「根源的なウェルビーイング」と呼ぶことにしました。

その状態をざっくりまとめると次のような特徴があったそうです。

◎継続的に不安・怖れ・心配などが無く、大丈夫という感覚が基盤となる。

◎「全てがうまく行っている」という感覚または満足感が根底にある。

◎自分に足りないものは何もないが、探求するのもよし。

◎頭の中のおしゃべりが減少する、または無くなる。

◎「今」に集中でき、過去の苦しみや痛みの記憶や将来の不安に支配されない。

◎「気分が思考に影響されていた状態」からより解放、または完全に解放される。

◎全体と繋がっている感覚と可能性への感覚が増大する。

◎それまで「物事の流れ」だったのが「人生の流れ」になっていく。


これを聞いた瞬間、
「あれ?これって原初音瞑想を実践し始めた人たちが経験して、続けるうちに定着してくる状態と似ているか、同じような…」
と感じたのですが

ジェフリーさんは「根源的なウェルビーイング」状態を約10段階にカテゴリー化しました。
但し「レベル」と言ってしまうと高い・低いという概念が入ってしまうので
「ロケーション」という表現を選んだそうです。

それでも段階的にはロケーション1から始まり、
2、3…と移行していくということで
ロケーション4までを詳細に紹介してくれました。

2014年~2018年に454名が参加した実験では、
4ヶ月のプログラムを実践した結果:

31%(142人)…ロケーション1
20%(92人)…ロケーション2
11%(48人)…ロケーション3
6%(26人)…ロケーション4
2%(11人)…ロケーション5以上
の状態に落ち着いたそうで、

ロケーション1に達しなかった人は11%(48人)、
ロケーション1を一時的に体験した人は19%(87人)だったそうです。

ロケーション1から5以上の特徴は下記のとおり:

——————————————————————–
「根源的なウェルビーイング」ロケーション1の人たちの特徴
——————————————————————–

・「大丈夫という感覚」が大抵は奥底にあり(表面には色々な感情が行き来していて奥深くにある「大丈夫感」に気づきにくいが)、以前より大丈夫な感覚がリアルに感じられる。

・ポジティブな感情とネガティブな感情両方あるが、客観性があり、距離がおける。

・ネガティブな感情が引き起こされたとしても、早くおさまりやすい。

・自己言及的な思考(自己参照的な、例えば自分が正しい言動をとれているかという思考や、正当化したり言い訳をするなど)の量も頻度も減少する。

・完全かつ全体的である感覚、真実を知っている感覚(個人差はある)。

・今この瞬間に集中していることが多くなる。

・自分の「物語」に対する執着が薄れ、過去の出来事の重要性が低くなる。

・物事の「ありのまま」の状態を信頼できる。

・自分の目標や動機が変わる(社会に適応するための動機や、欠乏感や不安を埋めるための動機がなくなるので、最初はやる気を失うという人も多い)。


——————————————————————–
「根源的なウェルビーイング」ロケーション2の人たちの特徴
——————————————————————–
(突然なるというより段々と移行して定着してくる感じ)

・二元性を超えた概念になる(成功・失敗、良い・悪い、優劣などを超えて、全てはひとつという視点・ワンネスな感覚)。

・根源的な「大丈夫感」がさらに表に出て来る。

・自己言及的な思考がさらに減少する。

・平穏で平和な感覚がさらに確立し、条件付けをする感覚が消えて行く。

・ポジティブな感情がより多くなり、最終的にはポジティブな感情のみが残る。

・選択肢が与えられた際に、正しい決断や正しい道があると感じられる傾向。(第六感的な「何となく正しいと感じる」感覚)

・ロケーション1よりウェルビーングの度合いが高い


——————————————————————–
「根源的なウェルビーイング」ロケーション3の人たちの特徴
——————————————————————–

・一種類のポジティブな感情(普遍的な愛、喜び、慈愛などが合わさった感覚)だけが残る。

・西洋と東洋の神秘的な伝統の最高地点(人間として最高潮の経験)に到達する。

・全ての普遍的な意識または神性意識とひとつになった感覚(西洋的には「神との合一」であったり、全てのものに意識が宿っているという認識)になる。

・根源的な「大丈夫感」と満足感が、ほぼ常に前面にある。

・自己言及的な思考が減少し続ける。

・平穏で平和な感覚がさらに確立し、条件付けが消える。

・自己と他者が融合する感覚があるので二元的な認識は戻って来る。

・すべては完璧であるという感覚がある。

・ロケーション2よりウェルビーングの度合いが高い。

~*~*~*~**~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
ここでジェフリーさんは、人間的には「ロケーション3」あたりまでが
現実世界とのバランスをとって生活を送って行きやすいだろうということでした。

また、ロケーション1から3に落ち着いた人は全体の62%(282人)だったのに対し
ロケーション4に落ち着いた人は6%(26人)で、
ロケーション5以上は2%(11人)だったという結果も踏まえて聞いてほしいとの事前説明がありました。

——————————————————————–
「根源的なウェルビーイング」ロケーション4の人たちの特徴
——————————————————————–

・自分で行動や決断している感覚が無くなる(すべてが共時性により展開して行っている感覚)。

・感情がなくなる(親としての愛情さえなくなり人類愛や全てに対する愛になる)。

・雑念がなくなる。

・知覚的なフィルターは必要最低限になる。

・神の存在や全てのものに意識が宿っているという感覚がなくなる(「神の愛や、神はどこに行ってしまったのか」など)。

・全ては共時性と共に展開していてそれをただ観察しているという感覚。

・異なるレベルの非二次元性(ロケーション2で全てと融合していった感覚から、自分の体の中に戻ってきた感覚)。

・忘れやすくなる(約束の時間、自分の過去のストーリーなど)。

・解放されている(自由)。

・社会的な条件付けに対する問題(一般的な人々の社会的な条件付けからの言動などに対応するのが難しくなる)。

・人間的でなくなる(ロケーション3で「人間として最高潮の経験」を超越する)。

・ロケーション3よりウェルビーングの度合いが高い。

また、これは講演後に個別に質問したのですが
ロケーション4や5で定着した後であっても、
時と場合に応じてロケーション3、2、1と
自由自在に(まるでラジオの周波数を変えるように)切り替えることもできるそうです。

——————————————

「根源的なウェルビーイング」ロケーション5以上の人たちの特徴

ロケーション5以上に達した人たちには2つの道があると見ているそうです。
ひとつは「自由と解放の道」でロケーションの段階を極めていき、正確な直観力や超能力を開拓する道。
もう一つは「ヒューマニティの道」で人間らしさや感情が戻り、柔軟にロケーションを移動する道。

ロケーション5以上の人は少数だけれど視覚システムの変化が典型的で、
見え方や、光の感じ方が異なって来て様々な光のビジュアル体験をしたり、
暗闇でもよく見えるようになったりするらしいです。

ロケーション9の人の自己の感覚は「宇宙が自分の目を通して見ている感じ」
というのが特徴的で、ロケーション10に近くなると念力が使えるらしいということでしたが
ジェフリーさんはロケーション5以上の人たちの人数が少ないので共通点や普遍性を見出しにくく、
研究結果としては成立しないということと、
これらのロケーションへの移行は劇的で場合によっては危険だとも述べていました。

——————————————

このプレゼンを聞いた最初の印象は
「うーん…ロケーション4以上には行きたくないなぁ。
…ロケーション3に落ち着けたら素敵?
ロケーション2も結構いいのでは・・・普通に幸せな毎日を送っていけそう。
ロケーション1は取り敢えず維持しておきたいものだなぁ。」
でした。

ジェフリーさんがこのような研究を始めたきっかけは、
元々は広告会社などで大成功をおさめ巨額の富も得たけれど
不安感や欠乏感を拭い去れない状態に大きな疑問を感じたことだったそうです。

そして事業を売却し、ハーバード⼤学大学院などで
心理学・認知科学・神経科学・トランスフォーマティブ研究とテクノロジーまで合わせて
「真の幸せ」を追求してきたのでした。

ジェフリーさんが研究を始めた2006年(私が起業した年)から
お互い知らずにチョプラさんで繋がっていて
このタイミングで出会い(しかも鎌倉で!!)
即、協業して行くことになるとは…

ここからさらにシンクロ展開していっているので
どんどん書いていきますね~!

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5冊目のタイトルは10月頭に決まるはずが、何故か決まらず
(何か目に見えないお手配が入り始めたな~と感じつつ)
10月中旬に書きあがる原稿を全て読んでから再考ということになり

(ちなみに本のタイトルは自著でさえ出版社さんが決めるもので、
 著者からは提案のみなんですよ~だから毎回ちょっとドキドキ。)

10月末日のタイトル会議の結果
「これまでの話しとガラリと変わって…」

一般的に目を引くだろうけれど、本の趣旨とは異なるタイトルが出て来て
「それだけはやめて下さい~!」と再考を懇願(?!)した後

表参道のメインストリートを歩いていたら
今までに思いつかなかったようなキーワードがポンポン降りて来て…

閃くたびに編集長さんに電話で「度々すみません~」とお伝えしつつ
「後はどうぞご検討下さい♪」と託しておいたところ
2時間後に「こちらで如何でしょう?」と送られてきた☆タイトル案は
キーワードをいい感じにアレンジして下さって☆☆☆

5thBookTitle2

本に書いてある内容ともバッチリ合って、
出版社さん側の配慮ともマッチングし、
著者としても大満足なタイトルになりました♡

1週間前に産まれたBabyに良さそうな名前がついて良かった~♪

前回の記事で書き始めた執筆シンクロの続きは
http://aikowatanabe.com/2019/10/25/951/

まず「悟りってなあに?」「覚醒ってなあに?」「悟ると何かいいことあるの?」
という純粋な疑問を、その道の人たちにお話しを伺うことで解消したい
…と思ったのは良いのですが、

「悟りについて語って下さる方はいませんか~?」
と(?!) つてを頼ってほうぼう当たってみたのですが
禅の僧侶の方々であっても、格式高い神社の宮司さんたちであっても
「悟りについて語ることはできない」
というお答えで、なかなか見つけられなかったのでした。

でも2017年のZen2.0のご縁でFacebookで繋がっていた2人の禅僧の方が
(このお2人しか繋がっていなかったのですが)
おひとかたは「臨済宗」のお寺の住職さん、
もう御一方は「曹洞宗」の国際センターの所長さん
という(禅宗は臨済宗&曹洞宗)シンクロを感じ
猛烈にアタック?!したところお話しして下さることになり

同じくZen2.0で繋がっていた3人目の方が
大学で幸福学を教えていらっしゃる教授だったのですが
その当時の講演タイトルを見たら「意識と無意識・悟りと幸せ」ということと
講演後にご挨拶しに行くとチョプラさんの著作にも興味がおありで話が盛り上がり、
その頃にちょうど翻訳していたチョプラさんの著書をお送りした
というシンクロを再発見したので早速インタビューのお願いをすると
「喜んで!」とご快諾を頂きました。

どうやら今回「悟り」や「覚醒」についてお話を伺う方たちは
2年前のZen2.0で登壇された方になっていきそうだと感じたので、
このご縁を繋げて下さった主催者の方に感謝の気持ちを伝えたいと思い、
やはり2年ぶりに連絡をとったところ

「おひとり紹介できる人がいます。
 インドで多くの聖者の元で15年修行された日本人男性で、
 悟りについて雑誌にも連載記事を書いている方です。
 宜しければ私も同席でお引き合わせしますよ。」

と仰って下さったのですが、お二人とも鎌倉在住とのことで
「近々、東京にいらっしゃる機会はあったりしますか?」
とお聞きすると
「来週あります!」
と仰るのでスケジュールを見るとその日だけ空いていて
超スピードでご紹介頂くことになりました。

そうしてアレンジされた4名の方々に
「悟りってなあに?」「覚醒ってなあに?」「悟ると何かいいことあるの?」
…と
直撃インタビュー?!を敢行し
チョプラさんの「31日間の覚醒レッスン」の実践も完了して
長編「メタ・ヒューマン」も半分ほど読み終わった頃に
鎌倉で第3回目(2019年)のZen2.0が開催されました。

今回インタビューさせて頂いた方々のうち
登壇されている方もいらっしゃったのと、
主催者の方への御礼とご挨拶も兼ねて参加したところ
さらに一連のシンクロニシティが待ち受けていました。

一番大きなものとしては(2日間のイベントだったのですが)
1日目の終わりに会場(建長寺)を出ると、
インタビューした方の中でお一人だけ
2年前のZen2.0がきっかけではなかった
「インドで15年修行されて悟りについて雑誌に連載記事を書かれている方」
と門の外でバッタリ鉢合わせしました。

「前の会合が長引いてしまって…今、着いたところです。」
と仰るので、もうイベントは終了した旨を伝えましたが
会場の中に入って行かれました。

翌朝、私は建長寺の最寄り駅からバスで向かうはずがタッチの差で乗り遅れ、
本数も少ないのでやむなくタクシーで建長寺まで行ったのですが
降りると目の前に受付を済ませた、その方とまた鉢合わせ!

「昨日あれから登壇者向けのパーティーに参加したところ
 ジェフリーさんという人に会ったんですが、
 悟りを科学的に研究している方だったので
 愛子さんが今書いている本に何か関係するのではないかと感じて…
 彼の講演は今日のお昼過ぎだそうです。」

と熱心に薦めて下さり、朝一番の講演会場で一緒に席につくと
「あ、斜め後ろに座っている人がジェフリーさんですよ。
 あとで紹介しますね!」
と、休憩時間に引き合わせてくれました。

簡単な自己紹介をしてから、執筆中の本の経緯を手短に話すと
「ちょっと待ってて、僕の本をプレゼントするので…」
と、控室から2か月前にアメリカで出版されたという
著作”The Finders”を持って来てくれて、
本のページにサインとメールアドレスを書き込みながら
(チョプラさんと出会った時と同じ展開?!)

「2006年に始めたこの研究は、実は
 ディーパック(チョプラさん)に励まされながら出来上がったものなんだ。
 最初10名ぐらいの被験者の結果を見せに行ったら
『もっとやるといい』と言われて、
 新しい結果を見せに行くたびに
『もっと続けて』と言われて被験者が50人…500人と増えていって
 この本になったんだよ!!」と。

表紙をめくると13人の推薦者の上のほうにチョプラさんの推薦文が。
 
2006年は私も起業してチョプラさんとの協業が始まった年
というシンクロもあったので、ふと
「もし誰もこの本を翻訳していなければ、日本語に訳しましょうか?」
と申し出ると
「いいね!」ということでしたが

その後のジェフリーさんの講演でナビゲーター役の方が
2年前のZen2.0で「人工知能と悟りの関係」という講演をされていた
ITジャーナリストさんで「私、当時 聴講していた!」と思い出していたら

講演中に
「このファインダーズという本、3章分ぐらい訳したんだけど
全然進まなくなっちゃって…出版はいつになるか分かりません。」
とコメントされていました。

講演後は特に話しかけには行かなかったのですが、
たまたま会場の外に出ると
その方が私の知り合いと座ってお話をしている前を通りかかったので
簡単に自己紹介をしてジェフリーさんとの会話も共有すると
「僕が訳したところ全部渡すから、翻訳お願いする!」
と、即座にバトンタッチされました。

BookCover-TheFinders

ジェフリーさんは(起業家で社会科学者のアメリカ人です)
悟りをひらいたとされる500人の中から50人を選別して
(平均年齢53歳、全員が白人、男性78%)
ひとり当たり6時間から12時間のインタビューを行ったところ
その人たちの経験に一定の共通点があることが分かって科学的手法で解析した人物。

Zen2.0の講演で、悟った人たちの共通点(特徴)
段階別に説明してくれたのですが
このブログで紹介してもOKという確認がとれたので
次の記事に掲載しますね!

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シンクロニシティ(意味のある偶然の一致)は、真の自分からのサインやヒントなのだそうです。

「意味のある」偶然の一致と言っても最初から意味が分かることはほとんどありません。
それが起こった時はただ単に「符合する」という感じ。

その偶然の一致を辿っていくと、まるで「こっちだよ」「この人だよ」「それで合ってるよ」「いいね、その調子!」などと導かれたり、応援されたり、いつも守られている感覚が備わります。
特に「原初音瞑想」を実践しているとシンクロが日常茶飯事に☆☆☆

そして偶然・予想外・予定外のことに満ちた道のりも、振り返ってみると自分の願望に沿って起こっていたことが後から分かったり…!
ブログ「渡邊愛子のシンクロ・ジャーニー」ではそんな日常を綴って参ります♪

鎌倉で出会った「悟り」を科学的に研究したアメリカ人博士、ジェフリーさんとメールでの文通が始まりました。
2005年にチョプラさんとメール文通が始まった時みたいなスピードと気軽さ。

著書”THE FINDERS”(ファインダーズ)を翻訳することになりましたが
ジェフリーさんの10年以上の研究結果を実験プログラムにした中で
26種類の瞑想法が紹介されて、毎日1時間以上 実践しながら
自分に合った方法を見つけていくということだったので

書籍の日本語版が出たら、そのプログラムへの参加希望者も出て来ると思うので
その時に日本人の瞑想ティーチャーが必要であれば協力しましょうか?
と提案すると

「素晴らしい!その実験プログラム『ファインダーズ・コース』の後に
『探求コース』と『上級コース』
もあるんだけど、君にピッタリなんじゃないかな!」

という返信に「ファインダーズ・コース」唯一の日本人ファシリテーターさんがcc;で入っていて
サンフランシスコ在住の女性ということでビデオ会議をする流れになりました。

FindersCourse

話を聞くと、ファインダーズ・コースは4ヶ月間のオンラインプログラムで、
毎週ジェフリーさんの講義映像が配信されてきて
それを視聴したらすぐに新しい方法を試していくのだけれど
週に1度、ファシリテーターさんと1時間半から2時間の
グループセッションに出席する必要もあって
定員は6名ぐらいで2ヶ月に1度のペースで開講され
次の開講は5日後とのこと。

「それで愛子さん、コースの費用についてお話ししておかなければ…」
と、実験プログラムだけれど受講者も得るものが大きいということで
4ヶ月間のファインダーズ・コースの受講料は$2,495でした。
その時に日本円に換算したら約27万円。

受講料は研究開発と、コース運営費に充てられるとのことで
システムやサポートスタッフなどはもちろんのこと
ファシリテーターさんも約2時間のグループセッションを
12回ぐらい提供してくれることになるので、それを考えたら正当な価格…。

でもコース開始前に実施するセルフテスト
【世界標準の心理テスト約8種類】が記入に6時間ぐらいかかるらしいのと、
4ヶ月間のうち最初の2週間は講義映像の分量も多く
週に2回のペースで新しい方法が導入されるので結構大変だとのこと。

ええと・・・まずコースを受講するなんて考えてもいなかったし
私もあと2~3週間は執筆集中期間なので、コースに時間を割けない。
瞑想だけだったら出来るとは思うけど・・・

受講を躊躇していると、ふとその前日に
2019年11月にアメリカのシリコンバレーで開催される
「トランステック・カンファレンス」でジェフリーさんの講演があるという情報を
たまたまアメリカのテクノロジー会社のニュースレターの中に見つけて、
そのカンファレンスはジェフリーさんが「主催」していると聞いていたので

少しシンクロしたから参加しておいたほうがいいかしら?と、
航空券とホテルの予約ができるかインターネットで手配をし始め
「受講料と旅費を合わせて27万円かぁ…(うーん結構な額だなぁ……)」というところで
「とりあえず今日はやめておこう」と保留にしたことを思い出し

やだ…金額がシンクロしてる!

そしたら「トランステック・カンファレンス」を受けに行く代わりに
「ファインダーズ・コース」に申し込もう。

と決めたのでした。(迷った時間は約5分^^)

悟りとか覚醒とか興味が無いのに
シンクロニシティにどんどん手を引かれていく~~~!!!


ちなみに申し込んだ後に、今回の日本人受講者は
まだコースの日本語版が完成していないため事前のセルフテストが免除され=実験からは除外され
私は執筆が終わったら講義映像の視聴など後から追いつくのでもOKと、特別な配慮をしてくれました。


前回の記事で紹介したように
http://aikowatanabe.com/2019/11/06/971/
ジェフリーさんが悟りを科学的に研究する中で

被験者たちの
<持続的な「悟り」「高原経験」「神秘体験」「非二元性」「宇宙意識」「神意識」その他200種類以上の表現がある状態>
に至る過程を追跡するための実験の延長線として開発された「ファインダーズ・コース」は
被験者の70%がロケーション1以上に移行した実験結果があり、被験者(受講者)数は2千名を超えたとのこと。

コースは全部で17週間。
前半6週間・中間の2週間・後半9週間の構成で、
完全に「実践ベース」の講座だとのことでした。

理論や概念ベースでは無いので、講義は毎週の実践方法を説明する内容。
ちょうどチョプラさんの31日間の覚醒レッスンに
毎日演習があるとは言っても体験してみたら
完全に「概念ベース」だったので、とても対照的です。

コース期間中、瞑想は毎日・通しで最低1時間行うことが基盤になっていて、
後半は特に毎週新しい瞑想の方法が紹介されていくよう。

前半は日常の心理的なウェルビーイングを底上げするため
最初の2週間はポジティブ心理学の要素をたくさん取り入れて
6週間でウェルビーイングを浸透させ、
中間に集中練習期間を2週間もうけて、それまでの瞑想法を統合させつつ
認知的な気づきをもたらす方法などで実践と実験を行い、
後半に向けてある程度高いレベルのウェルビーイングを定着させる。

後半は最もヘビーでパワフルな方法を実践していくということで
毎週新しい瞑想の方法が紹介される。
15週目の集中練習でそれまでに学んだ全ての方法を統合して実験を重ねて
一番合う組み合わせを見つけ出すというもの、とのことでした。

これ以上のコース内容を公表してはいけないようなので
実際どんな感じだったかなど体験を書くことができないのですが

私としては14年ちょっと前に「原初音瞑想」を習って実践開始して以来
初めて別の瞑想を(しかも26種類も!)試していくことになるので
その違いや、どういう組み合わせが最適かなど、どんな感じになるのか楽しみ。

原初音瞑想のように「マントラ」を使った瞑想が
ボディ(五感)とマインド(思考・感覚・感情・イメージ)を超える
ことによって
日常にもたらす効果が多大だということは実践者の皆さんと共に経験済。

そのパワフルな瞑想に何か加えるとしたら
どんな瞑想やワークの組み合わせが最適なのかしら♪

思いがけず体験することになったファインダーズ・コースの
インストラクションにはきっちり従って実践しつつ、
集中練習期間には自由にいろいろ試して吟味している最中です~☆☆☆

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前回の記事でアメリカ人のジェフリーさんとの出会いを書きましたが
http://aikowatanabe.com/2019/11/01/955/

今回は、2019/9/21-22に鎌倉の建長寺で開催されたZen2.0で
ジェフリー・マーティン博士が
<ファインダーズ:被験者の約70%が「根源的な幸福感」「悟り」を体験した驚きの実験プログラム>
という講演でプレゼンされた内容をシェアしますね。

Jeffery

ジェフリーさんが論文を書いた時点では、
根源的な幸福状態に至ったとされる500人の中から50人を選別して
(平均年齢53歳、全員が英語を話す白人【ほぼ米国在住】、男性78%。)
 ※何故か女性の方々は自身の体験を話したがらなかったそうです。)

一人当たり6時間から12時間のインタビューを行ったところ
彼らの経験には一定の共通点があることが分かり、
その特徴を心理学と社会学の面から定義して科学的手法で解析したそうです。

その過程で「悟り」について様々な呼び方があることが分かり、
チョプラさんも「悟りの本だよ」と言っていた「メタ・ヒューマン」の中では「覚醒」という言葉を使っていましたし、
ジェフリーさんは、論文では「持続的・非記号的体験」と定義しましたが

「持続的・非記号的体験」とは、持続的な:
「悟り」
「高原経験」
「神秘体験」
「非二元性」
「宇宙意識」
「神意識」
その他、世界中で約200種類もの表現があるとのことでした。
且つこれらの体験や状態は宗教やスピリチュアル分野の人たちに限定されたものではなかったそうです。

ジェフリーさんが科学的な研究としてとったのは次の3つの方法で
【1】自己評価(世界標準の心理テスト約8種類)
【2】面談(認知、情動、記憶、知覚に焦点を当てた6~12時間の質疑応答)
【3】身体検査(心拍変動解析、呼吸解析、脳波計測、fMRI他、多数)
最初は50名、後に454名を調査したところ、
その結果は特定の人種や文化や宗教や伝統に限定されない、普遍的な情報として抽出されたそうです。

学術的には「持続的・非記号的体験」とされる、
持続的な「悟り」「高原経験」「神秘体験」「非二元性」「宇宙意識」「神意識」その他200種類以上の表現がある状態を、
ジェフリーさんは一般的に「根源的なウェルビーイング」と呼ぶことにしました。

その状態をざっくりまとめると次のような特徴があったそうです。

◎継続的に不安・怖れ・心配などが無く、大丈夫という感覚が基盤となる。

◎「全てがうまく行っている」という感覚または満足感が根底にある。

◎自分に足りないものは何もないが、探求するのもよし。

◎頭の中のおしゃべりが減少する、または無くなる。

◎「今」に集中でき、過去の苦しみや痛みの記憶や将来の不安に支配されない。

◎「気分が思考に影響されていた状態」からより解放、または完全に解放される。

◎全体と繋がっている感覚と可能性への感覚が増大する。

◎それまで「物事の流れ」だったのが「人生の流れ」になっていく。


これを聞いた瞬間、
「あれ?これって原初音瞑想を実践し始めた人たちが経験して、続けるうちに定着してくる状態と似ているか、同じような…」
と感じたのですが

ジェフリーさんは「根源的なウェルビーイング」状態を約10段階にカテゴリー化しました。
但し「レベル」と言ってしまうと高い・低いという概念が入ってしまうので
「ロケーション」という表現を選んだそうです。

それでも段階的にはロケーション1から始まり、
2、3…と移行していくということで
ロケーション4までを詳細に紹介してくれました。

2014年~2018年に454名が参加した実験では、
4ヶ月のプログラムを実践した結果:

31%(142人)…ロケーション1
20%(92人)…ロケーション2
11%(48人)…ロケーション3
6%(26人)…ロケーション4
2%(11人)…ロケーション5以上
の状態に落ち着いたそうで、

ロケーション1に達しなかった人は11%(48人)、
ロケーション1を一時的に体験した人は19%(87人)だったそうです。

ロケーション1から5以上の特徴は下記のとおり:

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「根源的なウェルビーイング」ロケーション1の人たちの特徴
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・「大丈夫という感覚」が大抵は奥底にあり(表面には色々な感情が行き来していて奥深くにある「大丈夫感」に気づきにくいが)、以前より大丈夫な感覚がリアルに感じられる。

・ポジティブな感情とネガティブな感情両方あるが、客観性があり、距離がおける。

・ネガティブな感情が引き起こされたとしても、早くおさまりやすい。

・自己言及的な思考(自己参照的な、例えば自分が正しい言動をとれているかという思考や、正当化したり言い訳をするなど)の量も頻度も減少する。

・完全かつ全体的である感覚、真実を知っている感覚(個人差はある)。

・今この瞬間に集中していることが多くなる。

・自分の「物語」に対する執着が薄れ、過去の出来事の重要性が低くなる。

・物事の「ありのまま」の状態を信頼できる。

・自分の目標や動機が変わる(社会に適応するための動機や、欠乏感や不安を埋めるための動機がなくなるので、最初はやる気を失うという人も多い)。


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「根源的なウェルビーイング」ロケーション2の人たちの特徴
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(突然なるというより段々と移行して定着してくる感じ)

・二元性を超えた概念になる(成功・失敗、良い・悪い、優劣などを超えて、全てはひとつという視点・ワンネスな感覚)。

・根源的な「大丈夫感」がさらに表に出て来る。

・自己言及的な思考がさらに減少する。

・平穏で平和な感覚がさらに確立し、条件付けをする感覚が消えて行く。

・ポジティブな感情がより多くなり、最終的にはポジティブな感情のみが残る。

・選択肢が与えられた際に、正しい決断や正しい道があると感じられる傾向。(第六感的な「何となく正しいと感じる」感覚)

・ロケーション1よりウェルビーングの度合いが高い


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「根源的なウェルビーイング」ロケーション3の人たちの特徴
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・一種類のポジティブな感情(普遍的な愛、喜び、慈愛などが合わさった感覚)だけが残る。

・西洋と東洋の神秘的な伝統の最高地点(人間として最高潮の経験)に到達する。

・全ての普遍的な意識または神性意識とひとつになった感覚(西洋的には「神との合一」であったり、全てのものに意識が宿っているという認識)になる。

・根源的な「大丈夫感」と満足感が、ほぼ常に前面にある。

・自己言及的な思考が減少し続ける。

・平穏で平和な感覚がさらに確立し、条件付けが消える。

・自己と他者が融合する感覚があるので二元的な認識は戻って来る。

・すべては完璧であるという感覚がある。

・ロケーション2よりウェルビーングの度合いが高い。

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ここでジェフリーさんは、人間的には「ロケーション3」あたりまでが
現実世界とのバランスをとって生活を送って行きやすいだろうということでした。

また、ロケーション1から3に落ち着いた人は全体の62%(282人)だったのに対し
ロケーション4に落ち着いた人は6%(26人)で、
ロケーション5以上は2%(11人)だったという結果も踏まえて聞いてほしいとの事前説明がありました。

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「根源的なウェルビーイング」ロケーション4の人たちの特徴
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・自分で行動や決断している感覚が無くなる(すべてが共時性により展開して行っている感覚)。

・感情がなくなる(親としての愛情さえなくなり人類愛や全てに対する愛になる)。

・雑念がなくなる。

・知覚的なフィルターは必要最低限になる。

・神の存在や全てのものに意識が宿っているという感覚がなくなる(「神の愛や、神はどこに行ってしまったのか」など)。

・全ては共時性と共に展開していてそれをただ観察しているという感覚。

・異なるレベルの非二次元性(ロケーション2で全てと融合していった感覚から、自分の体の中に戻ってきた感覚)。

・忘れやすくなる(約束の時間、自分の過去のストーリーなど)。

・解放されている(自由)。

・社会的な条件付けに対する問題(一般的な人々の社会的な条件付けからの言動などに対応するのが難しくなる)。

・人間的でなくなる(ロケーション3で「人間として最高潮の経験」を超越する)。

・ロケーション3よりウェルビーングの度合いが高い。

また、これは講演後に個別に質問したのですが
ロケーション4や5で定着した後であっても、
時と場合に応じてロケーション3、2、1と
自由自在に(まるでラジオの周波数を変えるように)切り替えることもできるそうです。

——————————————

「根源的なウェルビーイング」ロケーション5以上の人たちの特徴

ロケーション5以上に達した人たちには2つの道があると見ているそうです。
ひとつは「自由と解放の道」でロケーションの段階を極めていき、正確な直観力や超能力を開拓する道。
もう一つは「ヒューマニティの道」で人間らしさや感情が戻り、柔軟にロケーションを移動する道。

ロケーション5以上の人は少数だけれど視覚システムの変化が典型的で、
見え方や、光の感じ方が異なって来て様々な光のビジュアル体験をしたり、
暗闇でもよく見えるようになったりするらしいです。

ロケーション9の人の自己の感覚は「宇宙が自分の目を通して見ている感じ」
というのが特徴的で、ロケーション10に近くなると念力が使えるらしいということでしたが
ジェフリーさんはロケーション5以上の人たちの人数が少ないので共通点や普遍性を見出しにくく、
研究結果としては成立しないということと、
これらのロケーションへの移行は劇的で場合によっては危険だとも述べていました。

——————————————

このプレゼンを聞いた最初の印象は
「うーん…ロケーション4以上には行きたくないなぁ。
…ロケーション3に落ち着けたら素敵?
ロケーション2も結構いいのでは・・・普通に幸せな毎日を送っていけそう。
ロケーション1は取り敢えず維持しておきたいものだなぁ。」
でした。

ジェフリーさんがこのような研究を始めたきっかけは、
元々は広告会社などで大成功をおさめ巨額の富も得たけれど
不安感や欠乏感を拭い去れない状態に大きな疑問を感じたことだったそうです。

そして事業を売却し、ハーバード⼤学大学院などで
心理学・認知科学・神経科学・トランスフォーマティブ研究とテクノロジーまで合わせて
「真の幸せ」を追求してきたのでした。

ジェフリーさんが研究を始めた2006年(私が起業した年)から
お互い知らずにチョプラさんで繋がっていて
このタイミングで出会い(しかも鎌倉で!!)
即、協業して行くことになるとは…

ここからさらにシンクロ展開していっているので
どんどん書いていきますね~!

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5冊目のタイトルは10月頭に決まるはずが、何故か決まらず
(何か目に見えないお手配が入り始めたな~と感じつつ)
10月中旬に書きあがる原稿を全て読んでから再考ということになり

(ちなみに本のタイトルは自著でさえ出版社さんが決めるもので、
 著者からは提案のみなんですよ~だから毎回ちょっとドキドキ。)

10月末日のタイトル会議の結果
「これまでの話しとガラリと変わって…」

一般的に目を引くだろうけれど、本の趣旨とは異なるタイトルが出て来て
「それだけはやめて下さい~!」と再考を懇願(?!)した後

表参道のメインストリートを歩いていたら
今までに思いつかなかったようなキーワードがポンポン降りて来て…

閃くたびに編集長さんに電話で「度々すみません~」とお伝えしつつ
「後はどうぞご検討下さい♪」と託しておいたところ
2時間後に「こちらで如何でしょう?」と送られてきた☆タイトル案は
キーワードをいい感じにアレンジして下さって☆☆☆

5thBookTitle2

本に書いてある内容ともバッチリ合って、
出版社さん側の配慮ともマッチングし、
著者としても大満足なタイトルになりました♡

1週間前に産まれたBabyに良さそうな名前がついて良かった~♪

前回の記事で書き始めた執筆シンクロの続きは
http://aikowatanabe.com/2019/10/25/951/

まず「悟りってなあに?」「覚醒ってなあに?」「悟ると何かいいことあるの?」
という純粋な疑問を、その道の人たちにお話しを伺うことで解消したい
…と思ったのは良いのですが、

「悟りについて語って下さる方はいませんか~?」
と(?!) つてを頼ってほうぼう当たってみたのですが
禅の僧侶の方々であっても、格式高い神社の宮司さんたちであっても
「悟りについて語ることはできない」
というお答えで、なかなか見つけられなかったのでした。

でも2017年のZen2.0のご縁でFacebookで繋がっていた2人の禅僧の方が
(このお2人しか繋がっていなかったのですが)
おひとかたは「臨済宗」のお寺の住職さん、
もう御一方は「曹洞宗」の国際センターの所長さん
という(禅宗は臨済宗&曹洞宗)シンクロを感じ
猛烈にアタック?!したところお話しして下さることになり

同じくZen2.0で繋がっていた3人目の方が
大学で幸福学を教えていらっしゃる教授だったのですが
その当時の講演タイトルを見たら「意識と無意識・悟りと幸せ」ということと
講演後にご挨拶しに行くとチョプラさんの著作にも興味がおありで話が盛り上がり、
その頃にちょうど翻訳していたチョプラさんの著書をお送りした
というシンクロを再発見したので早速インタビューのお願いをすると
「喜んで!」とご快諾を頂きました。

どうやら今回「悟り」や「覚醒」についてお話を伺う方たちは
2年前のZen2.0で登壇された方になっていきそうだと感じたので、
このご縁を繋げて下さった主催者の方に感謝の気持ちを伝えたいと思い、
やはり2年ぶりに連絡をとったところ

「おひとり紹介できる人がいます。
 インドで多くの聖者の元で15年修行された日本人男性で、
 悟りについて雑誌にも連載記事を書いている方です。
 宜しければ私も同席でお引き合わせしますよ。」

と仰って下さったのですが、お二人とも鎌倉在住とのことで
「近々、東京にいらっしゃる機会はあったりしますか?」
とお聞きすると
「来週あります!」
と仰るのでスケジュールを見るとその日だけ空いていて
超スピードでご紹介頂くことになりました。

そうしてアレンジされた4名の方々に
「悟りってなあに?」「覚醒ってなあに?」「悟ると何かいいことあるの?」
…と
直撃インタビュー?!を敢行し
チョプラさんの「31日間の覚醒レッスン」の実践も完了して
長編「メタ・ヒューマン」も半分ほど読み終わった頃に
鎌倉で第3回目(2019年)のZen2.0が開催されました。

今回インタビューさせて頂いた方々のうち
登壇されている方もいらっしゃったのと、
主催者の方への御礼とご挨拶も兼ねて参加したところ
さらに一連のシンクロニシティが待ち受けていました。

一番大きなものとしては(2日間のイベントだったのですが)
1日目の終わりに会場(建長寺)を出ると、
インタビューした方の中でお一人だけ
2年前のZen2.0がきっかけではなかった
「インドで15年修行されて悟りについて雑誌に連載記事を書かれている方」
と門の外でバッタリ鉢合わせしました。

「前の会合が長引いてしまって…今、着いたところです。」
と仰るので、もうイベントは終了した旨を伝えましたが
会場の中に入って行かれました。

翌朝、私は建長寺の最寄り駅からバスで向かうはずがタッチの差で乗り遅れ、
本数も少ないのでやむなくタクシーで建長寺まで行ったのですが
降りると目の前に受付を済ませた、その方とまた鉢合わせ!

「昨日あれから登壇者向けのパーティーに参加したところ
 ジェフリーさんという人に会ったんですが、
 悟りを科学的に研究している方だったので
 愛子さんが今書いている本に何か関係するのではないかと感じて…
 彼の講演は今日のお昼過ぎだそうです。」

と熱心に薦めて下さり、朝一番の講演会場で一緒に席につくと
「あ、斜め後ろに座っている人がジェフリーさんですよ。
 あとで紹介しますね!」
と、休憩時間に引き合わせてくれました。

簡単な自己紹介をしてから、執筆中の本の経緯を手短に話すと
「ちょっと待ってて、僕の本をプレゼントするので…」
と、控室から2か月前にアメリカで出版されたという
著作”The Finders”を持って来てくれて、
本のページにサインとメールアドレスを書き込みながら
(チョプラさんと出会った時と同じ展開?!)

「2006年に始めたこの研究は、実は
 ディーパック(チョプラさん)に励まされながら出来上がったものなんだ。
 最初10名ぐらいの被験者の結果を見せに行ったら
『もっとやるといい』と言われて、
 新しい結果を見せに行くたびに
『もっと続けて』と言われて被験者が50人…500人と増えていって
 この本になったんだよ!!」と。

表紙をめくると13人の推薦者の上のほうにチョプラさんの推薦文が。
 
2006年は私も起業してチョプラさんとの協業が始まった年
というシンクロもあったので、ふと
「もし誰もこの本を翻訳していなければ、日本語に訳しましょうか?」
と申し出ると
「いいね!」ということでしたが

その後のジェフリーさんの講演でナビゲーター役の方が
2年前のZen2.0で「人工知能と悟りの関係」という講演をされていた
ITジャーナリストさんで「私、当時 聴講していた!」と思い出していたら

講演中に
「このファインダーズという本、3章分ぐらい訳したんだけど
全然進まなくなっちゃって…出版はいつになるか分かりません。」
とコメントされていました。

講演後は特に話しかけには行かなかったのですが、
たまたま会場の外に出ると
その方が私の知り合いと座ってお話をしている前を通りかかったので
簡単に自己紹介をしてジェフリーさんとの会話も共有すると
「僕が訳したところ全部渡すから、翻訳お願いする!」
と、即座にバトンタッチされました。

BookCover-TheFinders

ジェフリーさんは(起業家で社会科学者のアメリカ人です)
悟りをひらいたとされる500人の中から50人を選別して
(平均年齢53歳、全員が白人、男性78%)
ひとり当たり6時間から12時間のインタビューを行ったところ
その人たちの経験に一定の共通点があることが分かって科学的手法で解析した人物。

Zen2.0の講演で、悟った人たちの共通点(特徴)
段階別に説明してくれたのですが
このブログで紹介してもOKという確認がとれたので
次の記事に掲載しますね!

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